子どもが風邪をひいたのでおじいちゃん先生に診てもらいに行った。「君は何年生になったの?」「背がでっかくなったなあ」診察のたびに聞いてくれます。生まれた時から診てもらっているので、親として何度聞かれてもうれしく思う。先生の診察室はとても素敵だ。戦後の建築で随所にこだわって作ったことをお話されていた。窓枠、ガラス、扉、壁etcすべてが年月によって美しくおさまっている。この診察室ではさまざまな思い出があるけれど、いつか家の話を伺ってみたかった。今日は次の患者さんがいなかったのでたくさん話してしまった。飯能の旧家のことや私の祖父と仲間だったこと、現存しているいい家を見に行ってご覧なさいと・・・話題がたくさんあってもっと昔の話を聞いてみたかった。